当社で工事させていただいたタカラスタンダードさんのユニットバスでの出来事

新潟市中央区の不動産、リフォーム、新築、介護リフォーム会社「TMプランニング」です。アドレス:http://www.tmplanning.net

先日、約2年ほど前にお風呂の改装工事をさせていただいた方から、「ユニットバスに傷がついたので補修の方法はないか」という問い合わせがありました。

当社で納入させていただいたユニットバスがタカラスタンダードさんのホーローパネルのユニットバスで、皆さんもご存じかと思いますが、「あぶってもたたいても、金だわしでこすっても傷がつかない」ということが売りなのに・・・と思っていたので「傷がついた????」ということは非常に不思議な感じでした。

それでタカラスタンダードの営業担当の方と現場の確認に行きました。

確かに壁面に黒い筋がたくさん・・・
家の方が掃除の際に、ゴム製のスクレーパーを使ってらっしゃたようなのですが、その金属部で付けた黒い筋のようだったのです。

メーカーの営業の方、どうするのかと思っていたら、細めのコンパウンドをサランラップにつけ、磨き始めました。みるみる汚れは取れ、きれいになりました。

ラップにコンパウンドをつけるのは、ティッシュやスポンジだと吸い込んでしまい十分に効果を発揮しないからだそうです。
(よくガラストップのコンロを磨くときもラップを使うとよいといいますが、理由はそこにあったのですね)

ホーローは表面がなだらかに見えますが、顕微鏡で拡大すると小さな気泡がたくさんあり、そこに今回のように細かい金属粉がたまって傷に見えてしまうことがあるそうです。

それでそこに入り込んだものを取り除いてあげれば、きれいになるとのこと。

ガラスを金属に焼き付けてあるホーローパネルの威力を思い知った出来事でした。